8/25(月) 『虹の彼方』
2008年8月25日 読書 コメント (2)
どうすればいい。あなたをこんなに愛してしまった――女優・高木志摩子(48)と、作家・奥平正臣(43)がおちた恋。それは、とどまることのない恋だった。あらゆるしがらみから、あらゆる道徳から、背を向けた「抗う恋」の行く先は? 恋は、いっときの夢まぼろしと人は言う。しかし人は恋におち、もがきながらも、一条の光を求めてゆく。小池真理子が描く、脈動する<希望>の物語。
駆け抜ける1052枚。恋愛小説の最高峰!
一気に読み進めてしまう。場面描写が巧みな作家さんだと感じた。ただの“不倫小説”か否かは考えないことにした。
駆け抜ける1052枚。恋愛小説の最高峰!
一気に読み進めてしまう。場面描写が巧みな作家さんだと感じた。ただの“不倫小説”か否かは考えないことにした。
3/12(水) 『雷桜』
2008年3月12日 読書ひとつ灯せ―大江戸怪奇譚
2008年2月3日 読書 コメント (2)地下鉄(メトロ)に乗って
2006年12月8日 読書 コメント (2)
ISBN:4062645971 文庫 浅田 次郎 講談社 ¥580
東京駅の本屋で求めて読みました。
自分の知らない”肉親”に会ってしまう。駅を出たら過去の町に着いてしまう。有り得ない展開に浅田ワールドを感じました。
出てくる誰もが過去・現在においてあまり幸せではないことが辛い。
思えば、私も自分の父親が好きでない。自分本位の父とどうしても合わない。今まで愛されていたのかも疑わしい。しかし、母親に言わせたら、「お父さんは不器用なだけ。そこはお前も似ているよ、だから難しいんだね・・・」と。今は母もいない、たまには実家にも顔をだしてみなくては・・・と思う。
映画は堤真一が主役だったらしいので、先週見た「3丁目の夕日」にも出ていたなと思い出した。色々な役柄がこなせる魅力的な俳優さんだ。是非映画も見てみたい。
東京駅の本屋で求めて読みました。
自分の知らない”肉親”に会ってしまう。駅を出たら過去の町に着いてしまう。有り得ない展開に浅田ワールドを感じました。
出てくる誰もが過去・現在においてあまり幸せではないことが辛い。
思えば、私も自分の父親が好きでない。自分本位の父とどうしても合わない。今まで愛されていたのかも疑わしい。しかし、母親に言わせたら、「お父さんは不器用なだけ。そこはお前も似ているよ、だから難しいんだね・・・」と。今は母もいない、たまには実家にも顔をだしてみなくては・・・と思う。
映画は堤真一が主役だったらしいので、先週見た「3丁目の夕日」にも出ていたなと思い出した。色々な役柄がこなせる魅力的な俳優さんだ。是非映画も見てみたい。
出版社/著者からの内容紹介
われら、裏稼業、江戸の厄介事、よろず引き受けます。
元禄版始末処は、年中暇なし。
表稼業は……
蔵秀――夏場の3ヵ月だけ夏負けの特効薬を商う定斎売り。
辰次郎――富岡八幡宮門前の印形屋の次男坊。絵草紙本作家を目指している。
宗佑――飾り行灯師。明かりを使った細工ものの名人。
雅乃――尾張町の小間物問屋のひとり娘。絵師。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私の感想 : 痛快でじっくり堪能しました。
われら、裏稼業、江戸の厄介事、よろず引き受けます。
元禄版始末処は、年中暇なし。
表稼業は……
蔵秀――夏場の3ヵ月だけ夏負けの特効薬を商う定斎売り。
辰次郎――富岡八幡宮門前の印形屋の次男坊。絵草紙本作家を目指している。
宗佑――飾り行灯師。明かりを使った細工ものの名人。
雅乃――尾張町の小間物問屋のひとり娘。絵師。
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私の感想 : 痛快でじっくり堪能しました。
「二十両をけえし終わるまでは、大川を渡るんじゃねえ。一歩でも渡ったら、始末する」博徒の親分との命がけの約束。大工の銀次は、永代橋の前で動けなくなった…。博打にはまり、仲間の家庭まで潰した銀次は、懊悩しながらも、日本橋の老舗呉服屋の手代として新たな人生を歩む。だが、渡れぬ川を越えねばならない出来事が!直木賞作家が描く感涙の時代長編。
解説:東野圭吾ほど、多彩な作品をおくりだす作家は珍しいだろう。デビュー作は、学園を舞台にした本格推理小説『放課後』(第31回江戸川乱歩賞)。第52回日本推理作家協会賞受賞の『秘密』では、ミステリーの形式を踏みながら家族の美しい情愛をせつなくつづった。クローン技術を題材にした『分身』や大型原子炉が危機に陥る『天空の蜂』などの社会派小説も生みだしている。作品ごとに、まったく違った味わいを読者に与えてくれるのだ。
本書は「探偵ガリレオ」シリーズ2作目。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集である。
素封家の屋敷に侵入者があった。犯人は27歳の青年。2階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい。逮捕された犯人は、17年前、その少女と結婚する夢を見たという。夢に現れた少女が現実に存在するとは? 予知夢はあるのか?
ロマンチックにも感じられる第1章「夢想る(ゆめみる)」をはじめ、「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の、全5作が収録されている。軽快な文章の中に凝縮された、オカルチックな題材と巧妙なトリック、明晰な推理と確固たる論理。本書はたぐい稀なるストーリーテラーである著者の技を堪能できる作品といえよう。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
今まで、この人の作品は『秘密』だけしか読んでいなかったのだが、なかなか興味深い内容で一気に読み進んでいる。
本書は「探偵ガリレオ」シリーズ2作目。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集である。
素封家の屋敷に侵入者があった。犯人は27歳の青年。2階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい。逮捕された犯人は、17年前、その少女と結婚する夢を見たという。夢に現れた少女が現実に存在するとは? 予知夢はあるのか?
ロマンチックにも感じられる第1章「夢想る(ゆめみる)」をはじめ、「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の、全5作が収録されている。軽快な文章の中に凝縮された、オカルチックな題材と巧妙なトリック、明晰な推理と確固たる論理。本書はたぐい稀なるストーリーテラーである著者の技を堪能できる作品といえよう。
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今まで、この人の作品は『秘密』だけしか読んでいなかったのだが、なかなか興味深い内容で一気に読み進んでいる。
まんがを読む習慣のなかったヒカルですが、完全にやられました。本当にはまってしまいました。こんなになったのは久しぶりですな〜。
池波正太郎先生の『鬼平犯科帳』以来かもしれないです。
とはいっても一気に読み進めたいのですが、何しろフルタイムで働く主婦であり、最近仕事が忙しいときてまして・・・。
じゃあ今読めば?ってことになるのだけど、今はPCタイムです。(笑)
うちの息子たちったら、「この後どうなるのか?」「○○の正体は?」とか聞いても、「自分で読むのが一番楽しめるから」との理由でヒントも与えてくれない親孝行者です(マジそう思う)
池波正太郎先生の『鬼平犯科帳』以来かもしれないです。
とはいっても一気に読み進めたいのですが、何しろフルタイムで働く主婦であり、最近仕事が忙しいときてまして・・・。
じゃあ今読めば?ってことになるのだけど、今はPCタイムです。(笑)
うちの息子たちったら、「この後どうなるのか?」「○○の正体は?」とか聞いても、「自分で読むのが一番楽しめるから」との理由でヒントも与えてくれない親孝行者です(マジそう思う)
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