土曜・日曜の大会では娘はベンチで大声で応援していた。

なんでも、顧問の先生がおっしゃるにはムードメーカーなんだそうで・・・。

その試合の最中にチームメイトの一人が膝を痛めてしまい、そのままコートには戻れなかった。
何度も同じ経験をしていると聞き、私は関節鏡を受ける事を勧めた。
月曜日、受診したら関節内に溜まった血液を30ccも抜いたと娘から聞いた。手術も必要でリハビリが終わるまで半年掛かるって・・・と。

昨日の朝、その仲間のママに電話してみた。
「ウチの子の膝はもうガタガタだって・・・。こんなになるまで頑張らせてって怒られちゃった。娘は昨日から泣きっぱなしで、手術なんてしたらハンドボール終わっちゃう。みんなにも悪いし。どうしても全国大会に行きたい。手術なんてしない。」と言っているとのこと。

確かにショックだろう。ウチの娘とは違い、小学生の時からジュニアチームでやってきた子だしと、自分の子供との温度差を感じた。

「辛いだろうに、かわいそうだね、でも人生これからなんだからちゃんと治さないとダメだよ。ママも辛いけど励ましてあげてね。」としか言えなかったが電話を切った。

今回の娘の病気で、スポーツをしている子供の親として、多くのことが学べたかなと思う。
チームメイトに迷惑をかけるという気持ち。
娘を頑張らせたい気持ち。
「背番号1」を誰にも渡さないで待っていてくれる顧問の先生の情。
きっとオリンピック選手の親の誰もが、一度や二度はこのような状況を味わった事があるのだろうな。

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