息子がじいちゃんの職人技に感動した話
2009年8月17日 家族・子育て コメント (4)
お盆前の話だが、長男は急遽青竹が必要になった。
サークルの仲間と“流しそうめん”をやるためだった。
私に最初にどこかで調達できないかと聞いてきたので、実家の父(息子からすればおじいちゃん)に相談してみたらいいとアドバイスした。
以下は昨日になって長男から聞いた話。
父と連絡が取れた長男がじいちゃんちに行ってみると、適当な本数の青竹を切って待っていてくれたそう。
長男は、『器やコップも竹で作りたいからもっと持って行きたい』と頼んだ。
一緒に竹林に入って切るのだが、軽トラで運べる竹の長さは限界が決められていて(4㍍50㌢らしい)、「お前が切っても駄目だ。じいちゃんが揃えて切ってやる」と。
長男がびっくりしたのは、「このぐれぇかな?」と言いながらじいちゃんが切る長さがどれもこれも同じで、図ってみたら4㍍50㌢だったということ。
『さすがこの道50年の職人だよね、じいちゃんは』と感動していた。
お盆に実家に行ったとき、父にお礼とともに、『軽トラで運んでくれたんだって?長男に運ばせればよかったのに。」と言うと、『慣れないものがあんな長い棒を積んでいくんじゃ考えただけで危なくってさ。運んでやったら仲間も喜んでいたぜ。』と。
父は大工であった。私が物心付いたときから“棟梁”と呼ばれていて、実家には沢山のわかいもんが出入りしていた。
今は、シルバー派遣など頼まれれば仕事を請けているが、その後に名指しで再度頼まれることが多いそう。
跡継ぎがいない職人さんは多いだろう。
私は、孫に尊敬される父がいてくれることがうれしかった。そんな出来事だった。
サークルの仲間と“流しそうめん”をやるためだった。
私に最初にどこかで調達できないかと聞いてきたので、実家の父(息子からすればおじいちゃん)に相談してみたらいいとアドバイスした。
以下は昨日になって長男から聞いた話。
父と連絡が取れた長男がじいちゃんちに行ってみると、適当な本数の青竹を切って待っていてくれたそう。
長男は、『器やコップも竹で作りたいからもっと持って行きたい』と頼んだ。
一緒に竹林に入って切るのだが、軽トラで運べる竹の長さは限界が決められていて(4㍍50㌢らしい)、「お前が切っても駄目だ。じいちゃんが揃えて切ってやる」と。
長男がびっくりしたのは、「このぐれぇかな?」と言いながらじいちゃんが切る長さがどれもこれも同じで、図ってみたら4㍍50㌢だったということ。
『さすがこの道50年の職人だよね、じいちゃんは』と感動していた。
お盆に実家に行ったとき、父にお礼とともに、『軽トラで運んでくれたんだって?長男に運ばせればよかったのに。」と言うと、『慣れないものがあんな長い棒を積んでいくんじゃ考えただけで危なくってさ。運んでやったら仲間も喜んでいたぜ。』と。
父は大工であった。私が物心付いたときから“棟梁”と呼ばれていて、実家には沢山のわかいもんが出入りしていた。
今は、シルバー派遣など頼まれれば仕事を請けているが、その後に名指しで再度頼まれることが多いそう。
跡継ぎがいない職人さんは多いだろう。
私は、孫に尊敬される父がいてくれることがうれしかった。そんな出来事だった。
コメント
孫に尊敬される祖父と
祖父を尊敬できる孫。
どちらもステキだと思います^^
流しそうめん、
キャンプでの懐かしい思い出です。
お父様、きっと喜んで調達してくださったのでしょうね。
こういう親孝行も素敵ですね!
ありがとうございます。
なんか嬉しくてね・・・。
父と長男のふたりのやりとりを想像して、ほほえましい気持ちになったりします。
流しそうめん、やった事があるのですね?
私は今までありません。
息子たちは、そうめんだけでなく蕎麦・ラーメン・うどん、おまけにところてんまで流して大笑いで盛り上がったそうです。
大学生のサークルって様々な事をやるので、将来役立つような企画力が育まれると思われ、無駄な事なないんだと考えました。
たとえ、お笑いみたいな大人から見たら馬鹿げたことでも・・・(笑)